園長 清流 祐昭
子どもに関わるとは、未来を創ることです。
保育に限らず、あらゆる分野において、子どもに関わることは、良きにつけ悪しきにつけ、我々の社会の未来を創っていることにほかなりません。
保育は、未来を託された仕事です。
保育に関わる私たちには、目の前の子どもたちや保護者に対する責任と同時に、広く社会一般、人類の未来に対する責任がある、と私は考えています。
子ども達が成長する方向や速さ・量は、その子どもそれぞれによって異なります。
その違いを職員と園児・保護者が認め合いながら、子どもの成長を助ける方法を共に考えて、保育をします。
▶5つの教育保育方針
● お念仏を称える子ども
● 主体的に、自立して遊ぶ子ども
● いろいろな人と共感し協同できる子ども
● 豊かなイメージの世界を広げていける子ども
音楽家であり同時に教育者でもあった羽仁協子がハンガリーでコダーイの音楽教育法を学び、1967年より保育園などでわらべ歌を中心にした音楽教育を開始。1973年、ハンガリーより保育の専門家(ケレスツーリ・マリア)を招いて指導を受け、保育内容の本格的な研修が始まる。
1980年、モデル保育園として千葉県松戸市に“松の実保育園”開園。
八木保育園は2000年よりコダーイ芸術教育研究所の近畿西日本支部に相当する神戸コダーイ芸術教育研究所の会員として所属し、ハンガリーの保育理論による実践(コダーイ保育)を実地指導研修・公開保育研修・分野別研究会などで学んでいます。2005年に清流祐昭園長がハンガリーの首都ブダペストにある国立モデル保育園「マイバ保育園」実地研修(2週間)に参加したのを初めとして、以来5名が参加して研鑽しました。また、職員の幾人かは研究会の講師として普及活動にも携わっています。